自衛隊のリスクについて

【動画】3:24-3:50 <パネル1>


君がNGO時代に、僕が東ティモール国連PKO幹部でPKF部隊2個大隊を統括していた時に現地訪問してくれたよしみで、敢えていうよ。


「(自衛隊の)リスクの高低は活動地域や任務・業務の内容等を(日本の)法律に基づきどのように運用するかによって異なる」。


違うよ。


自衛隊がその一員として参加する、そのPKOミッションに安保理が与えたマンデート※によって、だよ。


今それは「住民保護」のため好戦化しているから、今のままの日本の法制下でも、格段にリスクは高くなっており(国連は「紛争の当事者」になるリスクを背負って住民保護するの)、ましてや、今回の法案で自衛隊の任務・業務を拡大させたら、そのミッションのリスクの中で任務が定義されるわけだから、よりリスクが高くなるに決まっているじゃない。


※マンデート:委任された権限



<パネル1>
<パネル1>

遠山議員:「リスクの極小化措置 ~法制度的にはPKO五原則など・・」

【動画】5:18-6:40 <パネル1下段>


君が《リスクの極小化措置》の筆頭に挙げている「PKO五原則」。

これ停戦合意の監視がマンデートだった僕の時代の国連PKOの話だよ。


今は「住民保護」。


停戦合意が破れても、昔みたいにPKO全体が撤退することはできないの。

ルワンダの経験からだよ。


君が知らない訳ないよね。